インボイス・税務

インボイス登録した個人事業主に会計ソフトは必要?対応ソフトの選び方【2026年版】

広告に関するご案内
本ページはアフィリエイト広告を利用しています。掲載内容は独自調査に基づき作成していますが、リンク先で申込みが行われた場合、当サイトに報酬が発生することがあります。

インボイス制度登録後に会計ソフトを検討したい場面が増えた背景

2023年10月に開始されたインボイス制度(適格請求書等保存方式)は、個人事業主・フリーランスの経理業務に大きな変化をもたらしました。

インボイス制度に登録した事業者(適格請求書発行事業者)は、取引相手に対して「適格請求書(インボイス)」を発行する義務が生じます。また、仕入税額控除を受けるためには、受け取ったインボイスを保存・管理するルールに従う必要があります。

さらに、インボイス制度の登録とあわせて消費税の申告義務が発生するケースもあります(課税事業者への移行)。これにより、これまで以上に帳簿管理・消費税計算・書類保存の正確さが求められるようになっています。

こうした背景から、インボイス登録後は、対応した会計ソフトの利用を検討したい場面が増えます。この記事では、その理由と、対応ソフトの選び方を整理します。


会計ソフトを検討したい場面が増えた理由3つ

理由1:適格請求書の発行・管理が必要になった

インボイス登録事業者は、取引相手から求められた場合に適格請求書を発行しなければなりません。適格請求書には、登録番号・税率・消費税額など、通常の請求書とは異なる記載事項が必要です。

会計ソフトの多くはインボイス対応の請求書テンプレートを備えており、必要な記載事項を自動で反映した請求書を作成できます。Excelや手書きで対応することも可能ですが、記載ミスのリスクや手間が増える可能性があります。

理由2:消費税申告が必要になった(課税事業者の場合)

インボイス制度への登録により課税事業者となった場合、消費税の申告が必要になります。消費税の計算には、売上にかかる消費税(売上税額)と仕入等にかかる消費税(仕入税額)を正確に管理する必要があります。

会計ソフトは帳簿入力と連動して消費税額を自動集計する機能を持つものが多く、申告時の計算ミスを減らす効果が期待できます。手動での消費税計算は煩雑になりやすいため、ソフトの活用が候補として挙がりやすくなっています。

理由3:電子帳簿保存法への対応が求められるようになった

インボイス制度とほぼ同時期に本格施行された電子帳簿保存法では、電子取引データ(メールで受け取った請求書など)を電子のまま保存することが義務付けられています。対応の範囲や詳細は事業者の状況によって異なりますので、公式情報でご確認ください。

会計ソフトの多くは電子帳簿保存法に対応したデータ保存機能を備えており、法令要件を満たす形式での書類管理をサポートしています。


インボイス制度の基本をおさらい

インボイス制度とは、消費税の仕入税額控除を受けるために必要な書類(適格請求書)の発行・保存を義務付けた制度です。2023年10月1日に開始されました。

適格請求書を発行できるのは、税務署に登録して「適格請求書発行事業者」となった事業者のみです。インボイスに記載が必要な主な項目には、発行者の氏名・登録番号・取引年月日・品目・税率ごとの消費税額などがあります。

インボイス制度への登録は任意ですが、取引相手(特に法人)がインボイスを必要としている場合、未登録だと相手側の仕入税額控除に影響が出る可能性があります。登録すべきかどうかは事業の取引内容や取引先との関係によって異なりますので、税理士や公式情報に照らして判断することをお勧めします。


会計ソフトなしでインボイス対応しようとする場合の課題

インボイス制度への対応をExcelや手書きで行う場合、以下のような課題が生じる可能性があります。

  • 請求書の記載事項の管理が複雑になる:適格請求書に必要な登録番号・税率・消費税額を毎回手動で記入する必要があり、記載漏れや誤記のリスクがある
  • 消費税の区分管理が手間になる:軽減税率(8%)と標準税率(10%)が混在する場合、税率ごとの集計を手動で行う必要がある
  • 電子帳簿保存法への対応が難しくなる:メール等で受け取った電子取引データを法令に沿った形式で保存・管理するには、専用の仕組みが必要になる場合がある
  • 消費税申告書の作成が煩雑になる:課税事業者として消費税申告が必要な場合、帳簿データから申告書を手動で作成する作業が発生する

これらの作業は対応できないわけではありませんが、会計ソフトを使うことで多くの手順を自動化・簡略化できる可能性があります。


freee・マネーフォワード・やよいのインボイス対応比較

主要3ソフトのインボイス関連機能を比較します。各ソフトの詳細な対応状況は、公式サイトでご確認ください。

対応項目 freee マネーフォワード やよい
適格請求書の発行対応 対応済み 対応済み 対応済み
登録番号の請求書への自動記載 対応済み 対応済み 対応済み
税率区分(8%/10%)の自動集計 対応済み 対応済み 対応済み
消費税申告書の自動作成 対応済み 対応済み 対応済み
電子帳簿保存法への対応 対応済み 対応済み 対応済み
インボイス受領・保存管理 対応済み 対応済み 対応済み(プランによる)

※上記は2026年5月時点の一般的な情報に基づく整理です。詳細な機能・対応範囲は各公式サイトでご確認ください。


各ソフトの特徴と選び方の候補

freee(フリー)

freeeはインボイス対応の請求書作成から、消費税申告書の自動生成まで一貫して対応しています。特に、簿記の知識がなくても操作できるよう設計されており、インボイス制度の運用を初めて経験する方でも取り組みやすい設計とされています。確定申告・消費税申告のサポート機能も充実しており、手続きをまとめて一つのソフトで管理したい方の候補として挙げられることが多いソフトです。

マネーフォワード クラウド確定申告

マネーフォワードは金融機関との連携数が豊富で、取引の自動仕訳機能が強みです。インボイス対応についても請求書発行・消費税集計・電子帳簿保存法対応と一通りの機能が用意されています。複数の口座・カードを使って事業を運営しており、自動連携でデータを取り込みたい方の候補として適している可能性があります。

やよいの青色申告 オンライン

やよいシリーズはインボイス制度・電子帳簿保存法への対応を順次アップデートしています。青色申告専用ソフトとして長い実績があり、申告書作成のサポートが手厚い点が特徴です。初年度無料プランが用意されており、費用をかけずに試してみたい方の候補として挙がることが多いソフトです。詳細な機能と対応状況は公式サイトでご確認ください。


免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としており、税務アドバイスではありません。インボイス制度・消費税申告・電子帳簿保存法の適用範囲は事業者の状況によって異なります。具体的な税務上の判断については、税理士など専門家にご相談いただくか、国税庁の公式サイトでご確認ください。制度の内容は変更される場合があります。
どのソフトが自分に合うか迷っている方へ

9つの質問で、あなたに合いやすい会計ソフトを提案します。

無料診断ツールを使ってみる →9問・約3分・登録不要・無料

まとめ

📌 この記事のまとめ

・インボイス制度の登録により、適格請求書の発行・消費税申告・電子帳簿保存法対応が必要になる可能性がある
・会計ソフトなしでの対応は不可能ではないが、手間・ミスのリスクが増える傾向がある
・freee・マネーフォワード・やよいはいずれもインボイス対応済みで、消費税申告書の自動作成などをサポート
・各ソフトに無料トライアルがあり、実際の使い心地を試してから判断できる
・具体的な税務上の判断は、税理士など専門家への相談や公式情報の確認をお勧めします

インボイス登録後の経理業務をどのように効率化するか、各ソフトの無料トライアルを活用しながら、自分の事業スタイルに合う方法を探してみることをお勧めします。
本記事はアフィリエイト広告を含みます。掲載情報は2026年5月時点のものです。制度・料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。最新情報は各公式サイト・国税庁のサイトでご確認ください。